接骨院・整骨院とは

  柔道整復師の歴史は、大変古く奈良時代の大宝律令には、外傷を専門とする官職のいたことが記されており、10世紀末には、「医心方」という医学書に、骨折や脱臼、打撲の治療法の記述があります。そして、日本古来の武術のひとつである「柔術」には、相手を倒す「殺法」と傷ついたひとを蘇生・治療する「活法」があり、「殺法」と「活法」は、発展変遷をとげ、現在「殺法」の技は競技柔道に継承され、活法は負傷者に施す治療法として「ほねつぎ」「接骨」として伝承され、「柔道整復術」の源となっています。

接骨院・整骨院とは

接骨院、整骨院は、地域医療の一端を担って、子供から高齢者までのケガや障害における骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷を業としています。そこでは、国家資格を持った``柔道整復師``が施術をしています。 

しかし、最近、街では、接骨院、整骨院という看板を掲げながら、肩こり、腰痛、骨盤矯正などの違法広告を見ることが多くあり、それは同じ柔道整復師にとって大変残念なことです。 


現在は高校卒業後、都道府県知事が指定した専門の養成施設(三年間以上修学)か文部科学省が指定した四年制大学で解剖学、生理学、運動学、病理学、衛生学、公衆衛生学などの基礎系科目と柔道整復理論、柔道整復実技、関係法規、外科学、リハビリテーション学などの臨床系専門科目を履修します。
 国家試験を受け、合格すると厚生労働大臣免許の柔道整復師となります。
 資格取得後は、実務経験と研修の受講により受領委任の取扱いが行え、「接骨院」や「整骨院」として開業できます。 

また、2000年から柔道整復師は運動機能に障害のある方へのリハビリ指導のできる人材である能訓練指導員として働ける資格が付与されました。これにより、老人ホームやデイサービスなどでの柔道整復師のニーズも年々増加。これまでのイメージのように柔道整復師は“接骨院の先生”という時代から、“福祉分野でも活躍できる高齢社会で活躍できる地域医療の担い手“となりました。